PSNにはクレジットカードの情報など大切な個人情報が登録されています。アカウントを乗っ取られてしまうと情報が抜き出されて悪用されてしまう可能性も。
今回は2段階認証の設定方法をについて解説していきます。犯罪に巻き込まれないためにも必ず2段階認証をしておきましょう。
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2段階認証の設定方法
PS5
[設定] > [ユーザーとアカウント] > [アカウント] > [セキュリティー] > [2段階認証]を選択すると、My SonyにログインできるQRコードが表示されます。以降はスマホブラウザで操作して設定します。
PS5から直接二段階認証の設定はできません。PS5を起動していない状態なら、わざわざ起動しなくてもSonyIDでログインするだけで設定可能です。
ブラウザでの操作は次の項目で解説しています。
ブラウザ
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1
- PSNにログインし、アカウント設定を開く
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2
- セキュリティーを開く
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3
- 2段階認証のステータスを編集する
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4
- 認証方法をSMSか認証アプリか選ぶ
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5
- 各種認証を完了させ、バックアップコードを控えておく
- バックアップコードは、何らかの原因で二段階認証でログインできなくなった場合に使用するコードです。
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2段階認証の注意点
スマホを紛失するとログインできない
PSNの認証方法は、SMSと認証アプリです。どちらもスマホを使う認証のため、スマホをなくすとログインできなくなります。
また自宅にあっても、他人にスマホを見られると簡単にログインできてしまいます。スマホの覗き見・盗難対策も忘れずにしておきましょう。
バックアップコードを忘れずに記録
バックアップコードは、設定した認証方法でログインできなくなった場合に使用するコードです。二段階認証の命綱のようなものなので、忘れずにメモしておきましょう。
全ての詐欺に効果はない
二段階認証はログイン時のセキュリティの向上が見込める手法で、不正ログイン等には高い効果が期待できます。しかし全ての詐欺・不正に対して効果があるわけではありません。
例えばフィッシング詐欺。企業を偽ってメールやSMSを送り、偽装したログイン画面からログインさせる等の手段で個人情報をだまし取る詐欺です。利用者の操作による詐欺には対応できないため、不審なメールは開かないようにしましょう。
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認証アプリとSMSどちらがおすすめ?
セキュリティ重視なら認証アプリ
「Google Authenticator」や「Microsoft Authenticator」といった認証アプリで、デバイス上で作成したコードで認証を行う方法。ローカルでコードを作成するため、サイバー犯罪から守りやすいのが特徴です。
マルウェア感染でデバイスを乗っ取られたり盗難されたらコードを悪用できますが、そんな状況ならSMSも突破されます。設定がSMSより面倒ですが、セキュリティの高さで選ぶなら二段階認証がおすすめです。
機種変更に注意
認証アプリはローカルでコードを作成するアプリ。そのため機種変更する場合、アカウントのエクスポートやインポートが必要になることもあります。機種変更する前に、利用している認証アプリの引き継ぎ方法は確認しておきましょう。
手軽さ重視ならSMS
登録した電話番号あてにワンタイムキーを送信し、そのキーを入力してログインする方法です。セキュリティ重視なら認証アプリと言いましたが、SMSだからセキュリティが弱いわけではありません。
認証アプリより設定も手軽でログインも簡単です。アプリもSMSもスマホが手元にないとログインできないので、より手軽にセキュリティを強化したいならSMSになります。
まとめ
アカウント乗っ取りなどの不正アクセス対策として2段階認証は非常に有効です。
勝手にチャージされてしまうなどと被害を受ける前に2段階認証は設定しておきましょう。
公式の方で変更の手順をまとめた動画も上がっていたので確認してみてください。